2012年度 中国・北京
中国・北京研修旅行(平成24年10月18日~22日)
「北京3泊4日」、チラシによると徳島から関空までのバス代(往復6,900円)込み、食事と世界遺産5ケ所見学付きで39,800円。これはラッキーと四国からの混載ツアーであるが社員旅行とすることにした。申込みをして契約した後、家内に来たダイレクトメールを見ると同じ内容で35,800円。電話して問い正すと値引きするとの事で4,000円引きに。社員大半が申し込みをしたが、その後のデモ騒ぎでキャンセルが相次ぎ結局行ったのは8人。ところが1週間前になって当初予定の13時50分発の中華国際航空が飛ばなくなり9時30分に変更してほしいとの連絡がきた。そうなると関空での前泊が必要なのでぐずぐずしていると前泊費用も出すので行ってくれと連絡があり。以前の全日空ホテルであるスターゲイトホテルを手配してくれたので社員を説得して行くことにした。帰りの便も朝8時が16時25分に変更になるなどてんやわんやしたものの、初日は昼食と観光が増えるし、最終日も昼食と観光つき。おまけに四国からの混載ツアーが我々だけになり終始専用バス。4日間であったが、観光地やおみやげ店で日本人はほとんど見かけなく、夕食のレストランで10人位と一緒になったくらい。今回の旅行は、国内では危険な挑戦と見られていたがそのような事は一度もなく、今までの社員旅行で最も充実した内容のある研修旅行でした。
10月18日(木)
通常業務を早めに引き上げて、19時過ぎに最終の関空行きバスに乗車。前泊ホテルであるスターゲイトホテルに22時過ぎに到着。近辺で夕食をしてそのまま就寝。
10月19日(金)
7時30分にホテルの専用リムジンバスで関西国際空港へ。搭乗手続きを終えて朝食。9時30分発のCA162便で北京へ。11時50分に無事北京空港着。
昼食は「江南春酒楼」、おまけで追加となった割には旨かった。
観光は、これまたおまけの「首都博物館」。
地上5階・地下2階の巨大な建物だが展示物は今ひとつだった。
夕食は、広東料理の「家常菜」。到着が早すぎて時間つぶしにどこかわからないが訳のわからないものが一杯並んでいる屋台を見学した。旨そうだが食べる勇気はない。
夕食後は「カンフー」見学。なかなか迫力があった。ホテルは北京空港のすぐ近くのヒルトン北京キャピタルエアーポート。帰りの便が早朝だったので便利と思ったが毎日が大変でした。
10月20日(土)
朝7時30分にホテルを出て、世界遺産3ヶ所の見学。
「①頣和園」
湖を旨く配した皇帝の別荘かな。途中でヒスイのお店に行ったがお客は我々だけ。まさにお手上げ状態。
「②明の十三陵<定陵>」
やたらと動物の石像があった。民の時代の皇帝のお墓とのことだが。昼食は、飲茶料理。途中のドライブイン兼おみやげもの屋。見事なプアール茶があった。
「③万里の長城<八達嶺>」
よくガイドブックやテレビで紹介されているが、本当にこんなものをよく造ったものだ。表面や見えるところは綺麗に掃除されているが、見にくい所や裏側はごみだらけ。さすが中国と感心。
夕食の後、「雑技団」の見学の予定が北京名物の大渋滞に巻き込まれて夕食は後となった。雑技団の、自転車乗りと球の網の中でバイクが8台ほど走るのはびっくり。
夕食は天津料理でなんと天津蟹付きであったが9時を回っていたこともあり我々のみ。おまけに翌日の結婚式の準備も進行中でせわしないこと。
10月21日(日)
「④天壇公園」
皇帝が祈りを掲げた施設だが手の込んだ建物です。ただそれだけ。
「什刹海の胡同」
胡同は、湖の近くの単に古い町並みです。
昼食は、四川料理だったが今度は観光地を欲張ったためレストランに着くのがかなり遅れ、なんと我々のテーブルの隣は、結婚披露宴の参加者席。中国の披露宴をたっぷりと拝見できました。
歴史を刻んだ世界最大級の広場「天安門広場」。
北京内城の城門「正陽門」。
「⑤故宮博物院」
中国古来の建物がたくさんある宮殿群だったが、あまりの大きさと数でよくわからず。どこかの建物で皇帝の末裔が書道の掛け軸をその場で書いて販売していたがあまりに高いこともあり遠慮した。
これで予定の全ての世界遺産を見学したが、再度訪問したいとは思わなかった。もう少し歴史と照らしあえば面白いのだろうが。ただスケールの大きさには感動。
ショッピングでお茶屋に行ったが、知り合いの社長からいただいたプアール茶がなくなったので買おうと思ったが、1/3に値切ったが交渉不成立。帰る間際にバスまで来て値引きOKといったが買わなかった。毎度のことだが、果たして中国の原価はいったいいくらなのか。
夕食は、北京料理でなんと北京ダック付き。と、言ってもその他はいつもと同じ。
夕食の後、「京劇」の見学へ。京劇は、初級者向けで日本語解説付きの梨園劇場へ。観光客向けのため写真撮影もOK。
10月22日(月)
「大山子798芸術区」の見学。写真を見てもらったらいいが、芸術なのか、壊れているのか、はたまた捨てているのか、区別がつかない。
北京の芸術家はすごいのか、大したことないのか?
芸術とは、奥深い。
見学途中に結婚式の写真を撮影している新郎新婦に出会ったので写真を撮ろうとしたらポーズをとってくれた。このような出会いをすると反日デモが何だったのかと思ってしまう。
最後のショッピングに行ったが我々だけでさびしいこと。プアール茶の値引き交渉に入ったが、難攻。ところがガイドが何か言ったとたんにOKの返事。果たしてガイドはなんと言ったのか?
昼食は、空港近くのひなびたレストラン。今回の昼食と夕食は本当に材料的にはお粗末で毎回同じような物ばかり。ただ、味はまずくはなかった。
16時25分発のCA161便で関西国際空港へ。20時30分に到着後、バスで徳島に帰ってきたが丁度24時。
外山 邦夫