COMPUTEX TAIPEI 2012

COMPUTEX TAIPEI 2012視察 (2012年 6月 6日~ 9日)

【特別レポート】台湾 ’12

 今回で3回目となる四国の情報産業団体による台湾訪問は、社団法人徳島県情報産業協会が主催し、四国内の企業で結成した訪問団の一員として参加した。 この視察の主な目的は、例年通り世界最大級のコンピュータ見本市「COMPUTEX TAIPEI 2012」の見学と台湾企業や参加者同士の交流を通じ、ビジネス上の連携や新たなビジネスチャンスのきっかけをつくることである。

6月6日

 午前11時、関西国際空港に全員集合のあと名刺交換し、中華航空にて定刻通り午後1時10分に離陸し、一路台北桃園国際空港へ。現地ガイドと合流して専用バスで台北市内へ。この日は、見本市見学の予定がなく定番のおみやげ屋さんへ直行。毎年おなじ店。これでガイドさんへの義理を果たしてホテルにチェックイン。ホテルは昨年同様「三徳大飯店」(サントスホテル)。休憩する間もなく、台北コンピュータ協会(TCA)の吉村さんと待ち合わせの南京東路のマクドナルドへ。夕食は昨年とおなじ牛肉麺の店。ここの餃子がうまい。昨年は汚らしい店構えであったが、なぜかきれいになっていて日本語のメニューまであった。日本人が増えているのかな。

6月7日

 午前9時30分に吉村さんとホテルで待ち合わせて訪問先の「WISInternet inc」へ。吉村さんよりCOMPUTEXの見所のレクチャーを受けたあとに、クララオンラインの長岡さんとWISのMax Wangから台湾や中国のスマホ・インターネットインフラ・ホスティング事情などについてプレゼンがあった。昼食はこちらが招待してお誘いしたら、逆にご馳走された。北京ダッグのおいしい店であった。午後は、南港インキュベーションセンター(財団法人資策会/産業創新中心)を訪問して、台湾活用型中国ビジネスAPPビジネス交流会が開催され、日本から40名が参加した。台湾企業8社よりスマートフォン事情、ビジネスアプリ、業務支援などの最新事情についてプレゼンがあった。吉村さんよりビジネスは物探しも大事だが、人探しもより大切でその人の先にあるネツトワークを活用せよとのレクチャーがあり、参加者は活発に交流していた。夕方より50名近くの参加者・台湾企業を含めた交流会が南港近くの三竹園で開催されたが、ここでも片言の日本語と英語が飛び交い大いに盛り上がった。帰りは念願だったスイーツの店に。若い人たちに囲まれておっさん8人が食べてる姿は異様な感じがしたのではないか。

6月8日

 今日は、COMPUTEX視察にとりあえず南港会場へ。貿易センター会場を含め、とにかく会場が広すぎのため「Best Choice Award」、「EXCELLENCE」、「COMPUTREND」、「Ultrabook」、「タブレット」、「電子書籍」に的を絞って見学したものの、それでも1日では短すぎた。昼食は台北101に最近出来た「ディンタイフォン」へ行ったが時間をずらしたものの行列がすごいこともあり断念。夕食は、昨年に引き続き石川県システム工業会の視察団との交流会を我々の宿泊ホテルで開催した。この交流会で四国IT企業と石川県IT企業のビジネスマッチングを開催することも話題となった。

6月9日

 朝6時にロビーに集合して台北桃園国際空港に出発。午前7時にはすでに大混雑で、8時頃までガラガラの関西国際空港が情けなくなってきた。12時に関西国際空港に着いて、吉村さんを含めた交流会を松山で開催することを約束して解散した。

外山 邦夫

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